昨日は、今年最初の番組が少し公開が遅れていた、VIDEONEWS.COMのマル檄に見入っていて、Blog をサボりました(笑)。
神保氏は、年明け早々から10日まで、スリランカに入って取材してきたとのこと。当地では「津波の上に、黒い大きな男(魔物)が乗っていた」と”風評”が流れていたそうですが、実は、津波に乗って来たのは魔物だけではなく、人が設置した「地雷」も来てるとのこと。
長く、多数民族のシンハラ人と少数民族のタミール人の間で内戦状態だったスリランカですが、長く地雷について取材してきた経験から、津波で流された地雷が動いている可能性を感じて、取材に出かけてきた、とのこと。
現地に入ってみると、案の定、もっとも津波被害が大きかった地域の一つ、東南部のアンパラという街(タミール人ゲリラの優勢地域)では、政府軍のキャンプを守るために設置していた地雷が、津波で住宅街に流れ込み(政府軍によれば、数は正確には不明だが予想では150個ほど)、政府軍とNGOが共同で除去作業を行っていたそうです。
宮台さんが「日本では地雷のことは全く報じられていませんね」と尋ねたところ、神保氏は「実は、コロンボの国連組織(ユニセフとか)で聞くと、完全否定され、欧米のメディアでもそれを元に報道しているようだ。実際に現地に入らないと、現状は分からないだろう」とのこと。
現地からの情報が入っていないとは思えない国連の組織が否定していることについて、神保氏は「本当の理由は分からないので、推測でしかないが」としながら、「やはり地雷の危険性のために、各国から緊急援助にくる人々が減ると、非常に困ったことになる、と考えているのではないか。だからこそ、(不幸中の幸いで)一般住民が避難している間に、政府軍とNGO(実は、タミールの人々から依頼を受けて来ていたそうです)が、本来なら敵同士にも関わらず、共同で事態の収拾に当たっているのでは」との説を上げていました。
シンガポールの方でも、なんだかギクシャクしたことになってきているようですが、紛争地域では「天災」も天災では終わらない……ということでしょうか。
