うん?下馬評通りというかなんというか
>解散
にしても(皮肉でも何でもなく)当初の公約通り「自民党をぶっ壊す」とは、コイズミ、畏るべし。
実は先週のマル檄で「日本語から英語に訳しにくい言葉の中に『本音と建て前』がある」という話がありました。
神保さんが「『本音』をガットフィーリング(ハラ(ワタ)に秘めた想い)と訳しても、チョッと違う気がする」と言ったのに、
宮台先生が「ディーパー・レイヤーのディープ・リアリティを知って議論しているかどうか」と応えたのに対して、
神保さんが「ディープがまた難しい。宮台さんの頭の中にある『ディープ』のイメージと、外国人の頭の中の『ディープ』と、重ならないかもしれない」と反論する場面がなかなか興味深かったデス
。
宮台先生はまさに、社会の中のコミュニケーションにおける「暗黙の前提」を明らかにするお仕事が多いのですが、咄嗟に『ディープ』に込めた「暗黙の前提」に気づけなかったけど、やはり「アメリカ人」(笑)な神保さんにはすぐにそれが分かるんだなぁ。
逆に言えば、「本音と建て前」とはそれほど、「日本人」にとっては抜きがたく「暗黙の前提」なんでしょうねぇ。。。
んで、続く今週は、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏をゲストに、「郵政国会と橋梁談合の接点」と題して。
正直、「郵政”民営化”」それ自体は、宮台先生がサラッと流す通り、ゼンゼン「本質問題」じゃないとワタシも常々感じてました。
んが、「何故に『誰もが知ってる』のに、談合は無くならないのか?」(談合の替わりに、「抵抗勢力」(笑)を入れてもいいし、あるいはパチンコ、各種風俗など、ケーサツから「黙許」されてるアレコレを嵌めてもいいかもだし、他にもいっぱい……)の話は、分かってたようでいて、改めて解説されると、やっぱり奥が深い
……。。。
須田氏によると、かつて下野していた自民党が与党に戻った直後にコイズミにインタビューしたところ「もう少し野党で居てくれたら、自民党も変わったのに」と答えたとのコト。
つまり、コイズミの言う「ぶっ壊す」と言うのは、初めッから「(旧)経世会的・資源再配分(つまりは談合)的」自民党、のコトだったのでは、という話。
これについて宮台先生は「論理的に考えてのことではなく、おそらく”勘”でやってることだし、政策と(田中派に受けた)怨念が表裏一体かもしれないが」としながらも、その通りと思われ、実はそれは「評価出来ること」だ、と。
ホリエモンと一緒で、「壊し屋」に「再創造」まで求めることはなく、「壊し屋」は「壊し屋」として、それは評価しないとフェアーじゃない。。。
ん?確かに、言われてみればそうなのかも
。
しかし、とすれば、やはり須田氏、そして宮台先生の言うとおり、今回の「衆議院解散・総選挙」で済む話ではなく、これから数年はカオスモスの嵐に耐え忍び、打たれ越してコスモスを目指すことになるんでしょうなぁ。。。
念のために書きますが、マル檄の中でも「戦後の何もないところから経済的に立ち上がるには、有効でもあるし、他の選択肢は殆ど無かった」と評される「(旧)経世会的・資源再配分(つまりは談合)的」手法は、「かつては」必要だったとワタシも思うし、当然(笑)、コイズミの「20年遅れで理念の無いネオ・リベラル」経済政策は勘弁願いたいデス。かといって、民主党が政権とったとしても、かえって自体は悪くなるとしか思えないし。
となれば、私自身もカオスモスの嵐に堪え忍び、打たれ越しながら、しっかり眼を開けてないと、ね。
先日読んだ『韓国のデジタルデモクラシー』の中に、まことに羨ましい話がありました。
盧武鉉大統領は、「自分は決して新しい時代のスタートを切るものでは無い。むしろその逆で、古い時代の最終列車になるのだ」と訴えたとのコト。
つまりは、自分が当選したのはあくまで「古い時代」の政治構造の中でのことで「原罪」を背負ってるのだ、ということなのだとか。
……どっかのソーリどのにも、これくらいの気概が有ればなぁ。。。と「無いものねだり」してても、しょーがないか
。
ちなみに、神保さんの反論を受けて宮台先生がさらに応えたのは……
「オーバードなゲームではなく、カバードなゲームがドミナントな……」い、意味分からない(爆)。

餅月くんが、畏るべしハラと無い手法と接点などをデスしなかった?