日々の偏ったニュースに思うこと

「いつぞや覚める 素晴らしき夢哉」

[WSJ] ブロガーが「ジャーナリスト」になる時(ITmedia 記事)

今週のマル檄は東浩紀氏をゲストに「監視社会とどう付き合うか」と題して。

「多様な価値観・ライフスタイル」を認めるなら、監視的な「環境管理テクノロジー」も認めるべき、という論理の流れは中々難しいしけど、一応「分かる気がする」話でした。

で、面白かったのは、東氏が「(日本は)少し前まで『一億人でハビトゥス総共有』という、アリエナイ、プログラムを動かそうとしていた。が、それは出来ないと分かってきたので20とか30に分割しようや、という話になってきたのではないか」と述べたのに対して、宮台センセがすかさず、「その通り。そこが問題で、分割しようや、となったはいいものの、実は分割できないで居る。ここが問題」と応えていたこと。

更に宮台センセによれば、いわゆる「振り込め詐欺」が治まらないのも、「2ちゃんねる」のような「匿名掲示板」が「インターネットの代名詞」たりえた時期があったのも、同じ根っこではないかということ。

これは、感覚的には、スゴくよく分かる気がしました。

この話と前後して、日本では何故、アメリカ等のように Blog が根付かないのか? という話も出ていましたが、ITmedia の記事を読みながら(やっと話が繋がったゾ :-? )確かに、「ブロガーは従来のメディアが経験したのと同じ倫理問題に直面する」ところからは、遙かに遠いよなぁ?と感じますデス。

「政治介入問題」には触れても、「NHK VS 朝日」の「対決」については特にコメントしてきませんでしたが、どちらも「護送船団方式」に護られた(具体的に言えば、記者クラブ制度、再販価格・宅配・受信料制度、(NHKは当たらないけど)全国紙と全国ネット局間のクロスオーナーシップ……etc.tec…)存在で、言ってみれば「同じ穴のムジナ」同士の馴れ合い、に見えちゃうんで、正直、どーでも良いんですよねぇ。

ホンマ、「沈み掛けた船で船頭争い」とか、「覚めかけた素晴らしい夢にしがみつく」とか、止めようよ。

船が沈まないように開いた穴ふさぐなり、「『夢』のどこがどう機能していた故に『素晴らしい』のか」考えるなり、したいモノです。


トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

コメントをどうぞ

:wink: :twisted: :roll: :oops: :mrgreen: :lol: :idea: :evil: :cry: :arrow: :?: :-| :-x :-o :-P :-D :-? :) :( :!: 8-O 8)