“怒り”のオーバーラン、していませんか? (下村健一オフィシャルWeb 記事)
なんかもう、あまりに「分かりやすい反応」なんで、書く気も起きないで居たのですが。
この休みに久しぶりにテレビをゆっくり見る機会が出来て、なんとも「体温高」くなったので
。
言うまでも無いことですが、誤解を避けるために敢えて最初に断っておきますが、一ユーザーとしてJR西日本に改めて欲しい「構造的問題」は山ほどあります。
また、ご遺族の方々、怪我を負われた方々を初め、当事者の方々が怒り心頭になるお気持ちはとても良く分かります。
しかしながら。。。
引用:
《過剰なバッシング報道→取材対象者が過度に防衛的になる→かえって事実究明が遠ざかる》というパターンが、今回も発生してしまっていた可能性は否定できない。(なんだか1年前にも、まるで同じようなことを書いた覚えが…。)
(略)
もうひとつ、報道の論調で気になるのは、「利益優先・安全軽視」という、大事故の度に使われる決まり文句の繰り返し。その言葉自体が間違いだとは言わないが、それがあたかも”大罪人・JR西日本”特有の悪魔の発想であるかのような捉え方は、明らかに間違いだ。少しでもダイヤが乱れると駅員に喰ってかかっていたのは、誰なのか。ラッシュの混雑を嫌って、通勤時間帯の列車増発(=過密ダイヤ)を歓迎していたのは、誰なのか。さらに遡るならば、国鉄時代に大赤字(利益優先でなかった結果)を批判して、私企業(利益追求体)JRの誕生を歓迎したのは、誰だったのか。そういうことを全部棚に上げて、ただJR西日本の現状だけを悪者にしている人(活字もテレビも、読者も視聴者も含む)は、本気で悲劇の再発防止を考える気があるのだろうか?
ほんとにその通り。「魔女狩り」「石打の刑」に掛けて、(メディア「お得意」
の「公共性」から見て)何の「利益」があるだろう。「敵を作る」ことで何らかの利益(視聴率アップ☆ 売り上げ増☆)を狙ってるとすれば、「アメリカ」と同じ 8-) 。単に「義憤」に駆られてるとすれば、感情で「仕事」を台無しにする「プロ失格」。
呆れたのは、昨日の朝だったかの番組で見かけた、鳥越俊太郎氏の「専門家の方も、問題が有ると思うならもっと早くに言って欲しかった」ッてコメント。。。アンタ、それ言ったら調査報道するジャーナリストとして「白旗宣言」ぢゃん
。
とはいえ、当然のことながら「通勤時間帯の列車増発(=過密ダイヤ)を歓迎していたのは、誰なのか。」と言えば、ワタシ自身でもあり、「オマエモナー」なのですよねぇ。
「自己責任」ぢゃぁないですが
、このようなリスクは、ハッキリ言って、今の日本では避けがたいでしょうね。
原発(ボイラー系に限って見ても、「もれなく点検」を実施すると、一年間の点検期間が必要になる)しかり。BSEしかり。高温殺菌牛乳(発ガン性が疑われるとされて、ヨーロッパを初め、禁止されてる国が増えてる)しかり。遺伝子操作作物しかり。
で、「リスク社会」で重要なのは、「リスク開示」がされた上で、リスクを承知で「利益・快適性」をとるかどうかを決める、ッてしないと、「怖がってお籠もり(世捨て人)」するか、「諦めて受け入れる(ニヒリズム)」かしか手はなくなると思うんですけど、ねぇ。。。

トラバどーもー(^-^)。江川紹子ジャーナルがさっそくコメントを出してましたね。ともあれ私が思いつく問題点の指摘は網羅していて、バランスの取れた意見だと思います。
江川紹子ジャーナルのご紹介、感謝です>あめんほてっぷさん
最近、あまりテレビ見る時間も無いですが(^_^;)、それでも、わりと早い時期から「今日も何件、オーバーランが起きました」みたいなニュースが気になってました。
もっともらしく「定時運行に対する心理的圧迫が事故の原因の一つではないか」などと(こゆのは大体、ゲストの識者サンに喋らせてますね)「分析」しつつ、「それはそれで置いといて」とばかりに、しつこくオーバーランをほじくり返すことに、どーゆー意味が有るんだろう。。。事故前の発生頻度と比較さえ無しに。